シンボル的建築物 横浜ランドマークタワー

横浜ランドマークタワーの建つ街区は、「基本計画」の都市デザインにおいてクイーン軸が通る街区であり、みなとみらい21のシンボル的建築物を建てる街区とされていました。このため敷地規模も4.6hと大きく設定され、超高層ビルを中心とした複合建築物が想定されていました。

高速エレベーターで最上階へ

この計画は、民間企業による最初の事業として、そのデザインや質が後に続くものに大きな影響を及ぼすモデルとなり、ひいてはみなとみらい21地区のクオリティを決める重大なプロジェクトでした。

建築主である三菱地所からの提案は、国際ホテルとオフィスを抱えた高層棟とショッピングモールを中心として中層のプラザ棟からなり、第2計画の構想オフィス棟を除いても延べ約40万㎡の、国内最大の複合建築物でした。特に高層棟は高さ296mの日本一の超高層ビルで、規模的にも質的にも同社のみなとみらい21事業にかける意気込みが伝わる壮大な計画でした。

街づくり協定に基づいて、低層部にはクイーン軸がインナーモールとして貫き、500人収容の多目的ホールも作られました。足元には急横浜船渠の2号ドックがドックヤードガーデンとして復元・整備され、後に国の重要文化財に指定されました。