汽車道・運河パーク

新港地区は、赤レンガ倉庫を中心に高層ビルの林立する中央地区とは異なる街並みですが、緑地も同様に、港ヨコハマの歴史と風景を生かした、中央地区とは異なる空間が作られています。

汽車道からの定番ショット

1997年に供用開始された汽車道は、新港埠頭と東京駅を結ぶ鉄道の跡地を活用して作られたプロムナードです。もとは鉄道敷きであった緩傾斜の護岸、当時アメリカから鉄を輸入して建造されたトラス橋など、港の歴史的な土木遺構が活用されています。

港の風に吹かれながら海を歩いて渡るこのプロムナードは、いつも人の流れが途絶えることはなく、様々なイルミネーションが施されているので、冬でも多くの人が散策しています。

特に桜木町から汽車道を緩やかなカーブに沿って歩いていくと、ナビオスヨコハマの門の向こうにベイブリッジ、次に赤レンガ倉庫が見えてきます。通景空間としても、周囲の景観が見事に生かされた計画となっています。

また、汽車道は新港地区と中央地区を結ぶとともに、関内・馬車道地区、さらに大桟橋や山下公園、中華街を結ぶ「みなとまち快遊プラン・開港シンボルゾーン」の一部を構成しており、歴史を生かした再整備が行われました。

運河パークは、新港地区の玄関口に位置し、みなとみらい21地区における緑のネットワークの拠点と1つとなっています。護岸にはかつてドックで使われていたし新小松石が再利用され、穏やかな内水面はボート、カッターなどレクリエーション拠点となっています。また、大道芸などのパフォーマンスも行われています。